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地域社会を調査するということ

地域社会/地域福祉調査法

著:平川 毅彦

紙版

内容紹介

本書は、著者が大学で毎年担当してきた社会調査に関する講義ノート、及び地域を軸として行ってきた調査研究結果をまとめたものである。調査設計の基本(テーマ設定から母集団の確定、四つの測定尺度に基づく調査票作成及び配布回収、分析方法)の概要について検討した後、個々の調査研究成果を振り返る。調査対象としては町内会から定年退職者、重度身体障害者、外国人労働者、学生・生徒、更に一般市民を対象とした中心市街地等々と多岐に渡っている。しかし、「地域社会」に足場を置いている点では一貫している。また、地域社会調査の理論的背景についての論考も収めた。日常生活の場としての地域社会は、誰もが「人生の主人公」として、「あたりまえの生活」を営むために必要なのであり、その実現に向けた客観的なデータ収集・分析手法を「自家薬籠中の物」にすること、それが「地域社会を調査するということ」の意味なのである。

著者略歴

著:平川 毅彦
新潟青陵大学福祉心理子ども学部社会福祉学科教授・図書館長。博士(人間文化 名古屋市立大学大学院人間文化研究科)。専攻:地域社会学・社会福祉論・社会調査法(専門社会調査士)。

ISBN:9784434314261
出版社:現代図書
判型:A5
ページ数:232ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2023年07月
発売日:2023年08月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JHB