稲作SDGsをお米のプロに学ぶ
食卓と里山をつなぐ36人の「マーケティング力」
著:たにりり
紙版
内容紹介
地球温暖化やコロナ禍、地政学的リスクなど不確実性の時代を生き抜くヒントは、「稲作とお米」にあった!お米のプロたちへの取材からみえてきたのは、食卓と里山をつなぐサステナブルな視点。そして、稲作二千年の歴史で日本人が培ってきた「日本型SDGs」から、日本の向かうべき方向が浮かび上がる。農家、JA、農水省・地方自治体、農業ベンチャー、米穀店などコメ・ビジネス、炊飯器メーカー・食品メーカーなどの企業、中学入試問題の出題者など、幅広い事例を収録。
目次
序章 食卓がほんとうに欲しいもの(クラウドファンディング)/第1章 「売れない」のは仕方がないのか~販売の現場から(象印マホービン、パナソニック、米穀店)/第2章 どこを向いて作るのか?~生産の現場から(農家、農薬、コウノトリの豊岡市、トキの佐渡市、JA、孫ターンと棚田の新規就農、生産法人)/第3章 コメ政策から水田農業政策へ~農林水産省に聞く(みどり戦略など)/第4章 需要を創出するには何をすべきか?(モスバーガー、ニチレイ、ニチレイフーズ、湖池屋)/第5章 25対75を目指して~有機農業への挑戦(学校給食、中学入試問題、生物多様性、除草ロボット)/第6章 稲作二千年のその先へ