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植物食の偉人たち

著:加藤 明

紙版

内容紹介

 「あらゆる問題解決において最優先すべきは、食事改善(植物食への転換)である」
 翻訳・著述家であり、長年ヴィーガン(完全植物食者)を続ける加藤明が、「どんな生き物も、大きいものも小さいものも、みんな安心していきられるような、平和な世界に」という思いをこめて、国内外の文献を紐解きながら、植物食をした心優しき8人の偉人(レオナルド・ダ・ヴィンチ、トルストイ、シュヴァイツァー、宮沢賢治ほか)の思想と、人生の軌跡をつづる。
 本書は、栄養学的な視点をこえて、著者独自の深い思索と調査にもとづき、偉人たちの崇高な思想・実践のほか、人間として本当に健康に、幸福に生きるための食事のあり方を示すとともに、多くの宗教に通底する真理を伝える。また、海外の各界で活躍するベジタリアンの著名人情報等も掲載。植物食への意識が海外よりも立ち遅れているといわれる現代日本の常識に大きな一石を投じる書である。

目次

始めに
第一章 レオナルド・ダ・ヴィンチ
第二章 レフ・トルストイ
第三章 アンナとエドワード
第四章 シュヴァイツァー博士とヘレーネ夫人
第五章 宮沢賢治
 第一部 賢治の生涯
 第二部 賢治の悟り
第六章 井戸の中で新生した人
第七章 最優先すべき食事改善
終わりに

著者略歴

著:加藤 明
加藤 明(かとう あきら) 翻訳・著述家。ヴィーガン。一九五六年、果樹農家に生まれる。二十歳頃から菜食、三十歳頃からは完全植物食(ヴィーガン食)をするようになる。十代から二十代にかけては、特に絵画や音楽に関心を持ち、二十代は画業を中心とした生活を送る。三十代からは、「ニュー・ソート」「スピリチュアリズム」「天使・妖精」関連の本の翻訳や執筆をするようになる。現在は、専ら自給用の果樹の世話をしつつ、主に「植物食(ヴィーガニズム)」関連の執筆に専念している。翻訳書にグレース・クック著『アメリカ大陸の太陽人たち―ホワイト・イーグルの教え』(でくのぼう出版)ほか多数。

ISBN:9784434314018
出版社:でくのぼう出版
判型:4-6
ページ数:336ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2022年12月
発売日:2022年12月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB