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小散文詩 パリの憂鬱

著:シャルル・ボードレール
訳:荻原足穂

紙版

内容紹介

本書はシャルル・ボードレールの『Le Spleen de Paris ― Petits Poemes en prose』の全訳である。
19世紀最高の詩人シャルル・ボードレールは、今からちょうど二〇〇年前の一八二一年生まれ、没年は一八六七年(46歳)。ボードレールの詩作品といえば『悪の華』が有名であるが、それと並び立つのが散文詩『パリの憂鬱』である。ボードレールがはじめて散文詩を発表したのは一八五五年のことであったが、一八六二年総タイトル『小散文詩』のもと「ラ・プレス」紙に20篇の作品を発表、本格的に詩集を構想し、以降没するまで50篇の詩を書き、没後友人の手によってまとめられたものが出版された。『悪の華』および『パリの憂鬱』は母国フランス、ヨーロッパだけでなく全世界の詩世界・文学世界に大きな影響を与え続けている。(あとがきより)
各詩の後に〔蛇足〕として訳者解説を掲載。

著者略歴

訳:荻原足穂
1944年、現茨城県谷田部市生。関西大学文学部仏文学科卒。1968年、㈱ 医学書院入社。2005年、㈱ 医学書院を定年退職。2021年(令和3年)現在、フリーエディター、㈱ シービーアール非常勤顧問。

ISBN:9784434293894
出版社:牧歌舎
判型:4-6
ページ数:310ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2021年09月
発売日:2021年09月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC