掌編集 てのひらの愛 Ⅱ
著:やまね よしみ
著:四方 康行
紙版
内容紹介
書くことで心は浄化されていく──祖父母から教わった大切なこと、父親への思い、母親との葛藤。これまでの人生を回想し、胸の奥にある感情を綴った掌編集。自分を「ハンサム」だと思い込んでいたら…。「つるむ」という言葉の意味は…。「ビールは注がない」ほうがいい…。共著者である大学教授の夫が「言葉」や「文化」について考察したユニークな3編も収載。
目次
まえがき/やまねよし(為せば成る/一人役は一人役/泥棒と学問/挨拶とゴミ拾い/自分は自分、他人は他人/鶏口牛後/本木に勝る末木なし/二兎を追う者は一兎をも得ず/一度逃げれば一生)四方康行(ハンサムなシカタ君/つるむことからは何も生まれない/ビールは注ぐな)