出版社を探す

中国、飲と食のエッセイ

文人たちの味

訳:多田敏宏

紙版

内容紹介

中国人作家たち(歿後50年以上)の散文シリーズ第4弾。孔子の時代から20世紀までの中国の飲食に関する文章を編訳して紹介。エッセイだけではなく、料理のレシピや養生指南のような実際に役立つ情報や、茶を詠んだ詩なども含まれている。日本人がよく食べるものも取り上げられ、比較する楽しみもある。

目次

Ⅰ 春秋戦国時代…「論語」郷党編から、他/Ⅱ 唐時代…打魚を観る歌―杜甫、「茶経」から―陸羽、他/Ⅲ 宋時代…茶を味わう歌―范仲淹、野菜スープの歌―蘇軾、他/Ⅳ 明時代…「養生四要」寡欲編から―万全、「遵生八箋」から―高濂/Ⅴ 明から清にかけて…「陶庵夢憶」から―張岱/Ⅵ 清時代…「閑情偶寄」飲食編から―李漁、随園食単―袁枚、他/Ⅶ 清から中華民国にかけて…菜食のすすめ(レシピいくつか)―薛宝辰、他/Ⅷ 中華民国、中華人民共和国…故郷の山菜―周作人、天下第一の豆腐―周作人、羊羹―周作人、良郷の栗―夏?尊、軒下で焼き肉を味わう―張恨水、ピーナッツ―老舎、白湯こそ一番おいしい―鄧拓、他

著者略歴

訳:多田敏宏
1961年、京都市に生まれる。1985年、東京大学法学部卒業。中国の大学で約10年間、日本語を教授。訳書『わが父、毛沢東』『ハイアールの企業文化』『中国、花と緑のエッセイ』『中国、四季のエッセイ』『中国、茶・酒・煙草のエッセイ』など。

ISBN:9784434274756
出版社:風詠社
判型:4-6
ページ数:182ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2020年05月
発売日:2020年05月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:DS