お年よりの妄想とせん妄
妄想もせん妄も 覚醒時思考と睡眠時思考が 脳裏に共在することで発症するのです
著:杉山弘道
紙版
内容紹介
医学書には「妄想」と「せん妄」の症状は説明されているが、発症の仕組みについてはふれられていない。「妄想」も「せん妄」も目覚めていながら、脳裏に、覚醒時思考と睡眠時思考が共在し、それらの像が同時に描かれることで発症する、と筆者(医学博士)がたてた仮説をもとに解明する。
目次
Ⅰ 妄想とせん妄、私の基本的理解
Ⅱ 例示
1 妄想
(1)空想を源とする妄想
(2)回想を源とする妄想
2 せん妄
(1)空想の夢を源とするせん妄
(2)回想の夢を源とするせん妄