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生きづらい毎日に それでいい。実践ノート

著:細川 貂々
著:水島 広子

紙版

内容紹介

ロング&ベストセラー 『それでいい。』の実践版登場!! 困ったときに記入するだけで、 ネガティブな感情によるストレスから 自由になれる! 対人関係療法の第一人者が考案した、 エビデンス・ベイスト(効果についての科学的理屈がある)な 自分を肯定するための治療ノート。 * 苦しい/腹立たしい/不安/悔しい/悲しい/寂しい…… そんなとき、 「もしも自分の親友が同じような状況に置かれていたり、 同じことを言われたりしたら、 自分はなんと声を掛けてあげるだろうか」 ということを記入する 「親友ノート」形式。 たったこれだけで、 毎日の生活がどんどんラクになっていく! 【Step1〈たったこれだけ〉】 →親友目線で「親友の言葉」を書くだけ。 【Step2〈フシギと〉】 →自分を肯定する能力が身についていく。 【Step3〈人生がラクになる〉】 →「ストレス体質」が「自己肯定体質」に! ********* ■著者より(精神科医・水島広子) 生きづらさを抱えている人、自己肯定感が低い人は、「自分に優しくする」ことがとても苦手です。「自分に優しくする能力」が著しく低い、と言うこともできます。その力を、育てていくのがこのノートだと思ってください。筋肉も、使わなければ衰えてしまいます。自分を肯定する力も、使わないと育ちません。必要なのは、自分を肯定するトレーニングです。 「どうせ自分には効果がない」と思う方こそ、このノートを使ってほしいのです(もちろん、効果があるのでは、とすでに思っている方も!)。ですから、まずは騙されたと思って始めてみてください。 本書がお役に立って、皆さまが「今はこれでよい」「それでいい」と思えるようになることを祈っております。 ■著者より(漫画家・細川貂々) 『それでいい。』で私自身が変わったので、それが私の仕事の向き合い方を変えることにもつながってるようです。 『それでいい。実践ノート』のマンガを描いて改めて「自分に優しい言葉をかける」ことは大事なのだと気づきました。 自分に対して優しい言葉をかけられてたら他人に対しても優しい言葉をかけられるような気がします。 そういう練習のためのノートなのだと思いました。 *********

目次

【本書の構成】

(1)書き込み式ワークブック
→ネガティブな気分になったとき、気軽に書き込めるノート形式。

(2)精神科医・水島広子の解説
→本ノートの発案者で対人関係療法の第一人者による、エビデンス・ベイストな解説。

(3)漫画家・細川貂々のコミックエッセイ
→『ツレがうつになりまして。』の漫画家による、実践ノートを実際に使用してみた、等身大のコミックエッセイも収録。

著者略歴

著:細川 貂々
細川貂々(ほそかわ・てんてん)
1969年生まれ。セツ・モードセミナー出身。漫画家・イラストレーター。1996年、集英社『ぶ?けDX』にてデビュー。パートナーの闘病を描いたコミックエッセイ『ツレがうつになりまして。』『イグアナの嫁』シリーズ(幻冬舎)は映画化、ドラマ化もされた著作。男親中心の育児を描いた『ツレパパ』シリーズ(朝日新聞出版)、自身の職業遍歴を描いた『どーすんの私』シリーズ(小学館)なども出版。また、母娘問題に切り込んだ『それでも母が大好きです』(朝日新聞出版)や、人生観の宝庫である落語を掘り下げた『お多福来い来い』(小学館)を上梓している。
著:水島 広子
水島広子(みずしま・ひろこ)
慶應義塾大学医学部卒業・同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本改正などに取り組む。1997年に共訳『うつ病の対人関係療法』を出版して以来、日本における対人関係療法の第一人者として臨床に応用するとともに、その普及啓発に努めている。現在は対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)、国際対人関係療法学会理事。主な著書に『自分でできる対人関係療法』『トラウマの現実に向き合う』『拒食症・過食症を対人関係療法で治す』『怖れを手放す』『女子の人間関係』『自己肯定感、持っていますか?』『「毒親」の正体』などがある。
ホームページ http://www.hirokom.org

ISBN:9784422930817
出版社:創元社
判型:A5
ページ数:80ページ
定価:700円(本体)
発行年月日:2018年09月
発売日:2018年09月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSP