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国際化の時代に生きるためのQ&A 1

移民や難民ってだれのこと?

著:マイケル・ローゼン
著:アンネマリー・ヤング
訳:小島 亜佳莉

紙版

内容紹介

●多文化・多民族の共生を探り、人権にかかわる複雑な諸問題に取り組むイギリス。そこで生まれた、児童・青少年のための新しい学習用テキスト・ブック、全5巻。第1巻は、移民や難民について、さまざまな体験談を紹介しながら、多角的に学習していきます。 ●国際化の進展によって、移民や難民問題を自分の生活に密接にかかわる問題としてとらえていくことが、より一層必要となる今後の日本社会。なぜ移民や難民が生れるのか、移民や難民と呼ばれている人はどういう人たちなのか、世界はこの問題にどのように取り組んでいるのか、まずは知ることが大切な問題でありながら、分かりにくい、教えにくい主題について、Q&A方式で、楽しく学べる、本文総ルビのオールカラー学習書です。 ●著者のひとり、マイケル・ローゼンは著名な児童文学作家で、日本でも谷川俊太郎訳『悲しい本』(あかね書房、2004年刊)がロングセラーとなっています。

目次

どうしてこの本を読むの?
難民や移民って誰のこと?
わたしの体験:マイケル・ローゼン
わたしの体験:アンネマリー・ヤング
どうして人々はうまれた国を出るの?
国を離れる理由は?
わたしの体験:マズーン・アルメレハン
難民や移民はどのように移動するの?
彼らが別の国にたどり着くと、何が起こるの?
わたしの体験:オミッド・ジャリリ
移民の歴史
難民や移民はどんな権利を持っているの?
わたしの体験:メルテム・アヴシル
どんな言葉を使うかは大切?
文化ってなに? どうやって共有するの?
文化と人々を切り離そうとするとどうなる?
わたしの体験:ベンジャミン・ゼファニア
あなたならどうする?
あなたはどう考える?
用語集
索引

著者略歴

著:マイケル・ローゼン
児童文学作家、詩人。1946年イギリス生まれ。オックスフォード大学卒業後、BBCに勤務しラジオドラマやドキュメンタリー、児童教育番組の制作に携わる。1974年に『Mind Your Own Business』を出版。その後も特に子どものための本を精力的に執筆し、著書は140冊にものぼる。邦訳された主な著書に、谷川俊太郎翻訳『悲しい本』(あかね書房)、『きょうはみんなでクマがりだ』(評論社)、『モーリーのすてきなひ』(フレーベル館)、『ペットのきんぎょがおならをしたら……?』(徳間書店)などがある。
著:アンネマリー・ヤング
作家。フィクションン、ノンフィクションともに、子供向けの本を多く手がける。また出版コンサルタントとしても児童書出版や初等教育に携わる。オーストラリアや南アジア、エジプト、ヨーロッパなど世界中を旅し暮らしてみたのち、現在はイギリス、ケンブリッジ在住。主な著書には『In the garden』、『At the Park』、『What is humanism? How do you live without a god? And other big questions for kids』などがある。
訳:小島 亜佳莉
1991年福井県生まれ。龍谷大学国際文化学科卒、英サセックス大学国際関係学修士課程修了。編集者として出版社勤務。

ISBN:9784422360041
出版社:創元社
判型:B5
ページ数:48ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2018年09月
発売日:2018年09月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS