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オーロラの話をしましょう

世界的権威が語る オーロラ研究の黎明期から最新研究まで

著:赤祖父 俊一

紙版

内容紹介

オーロラは、地球科学の分野において、科学好きをはじめ一般の人、
さらには理科の得意でない人でも分かりやすい自然現象で、関心の高いテーマの一つです。
毎年、冬になると、オーロラを見に行く内容の番組や記事がテレビや雑誌などで頻繁に紹介され、すでに冬の定番企画になっています。

また、近年、タブレットや携帯電話などをはじめとする電子デバイスの普及により、
オーロラ発生の一因でもある太陽フレアについては、巨大フレアの発生による電波障害が、重大問題として身近なものになりました。
この太陽フレアについては、オーロラ研究においても重要な研究であり、
太陽フレアの解明が進むとともに、オーロラについても年々研究が進んでいます。

本書は、オーロラ研究における世界的権威・アラスカ大学の赤祖父俊一教授によるオーロラについての解説本ですが、
オーロラ現象の起こる仕組み等の科学解説はもちろん、赤祖父教授の60年にわたるオーロラ研究人生を通しての研究での苦労話を交えつつ、
これまでの研究成果、今後のオーロラ研究について、最新のオーロラ画像や研究資料を紹介しながら、やさしく紹介します。

なお、本書は天文ガイドに連載した連載記事をベースに、加筆、修正および構成を変え書籍化とします。

著者略歴

著:赤祖父 俊一
赤祖父 俊一:地球物理学者。アラスカ大学フェアバンクス校名誉教授。1953年、東北大学理学部卒。アラスカ大学大学院修了。1964年、アラスカ大学地球物理研究所教授。同・国際北極圏研究センター所長を歴任。

ISBN:9784416618363
出版社:誠文堂新光社
判型:4-6
ページ数:224ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2018年03月
発売日:2018年03月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:RBP