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職場のポジティブメンタルヘルス 3

働き方改革に活かす17のヒント

編著:島津 明人

紙版

内容紹介

従業員のメンタルヘルス対策に役立つ最新理論を、第一線の研究者がわかりやすく紹介した好評書籍の第3弾。新型コロナウイルス感染症のパンデミック下で、リモートワークや時短勤務、ウェブ会議に代表されるIT化や労働時間の柔軟化など、働き方改革の推奨事項が急速に導入されている。
そのなかで、組織・個人・生活に影響を及ぼす心身の健康へのマネジメントについて、科学的根拠を有する実践・応用例を用いて示す。すぐに使えるちょっとした工夫が探し出せ、職場研修や社内報の「豆知識」のネタ本としても使える。

目次

第Ⅰ部 組織マネジメントの支援
  1 他者への貢献感がやる気を引き出す   【池田 浩】
  2 「人のため」は元気の源   【大野正勝】
    ――プロソーシャル・モチベーションを活用したリーダーシップとは
  3 メンタリングは新人のためならず!?   【麓仁美・森永雄太】
  4 部下に役立つ上司のフィードバック   【桃谷裕子・大塚泰正】
    ――部下をいきいきさせる七つのポイント
  5 クリエイティビティを高める組織風土とは   【稲水伸行】
  6 組織の多様性、「組織文化」からオフィスを考える   【山田雄介】
  7 治療と仕事の両立支援を進めるには職場環境も重要です!!   【江口 尚】

第Ⅱ部 セルフマネジメントの支援
  8 気分は「伝染」する?   【種市康太郎】
    ――個人の感情が職場にもたらす影響
  9 身体活動量のセルフモニタリングによって生産性や活動性を高める 【田山 淳】
  10 人生最悪の事態は成長のチャンスです!   【原 雄二郎】
    ――心的外傷後成長をもたらすには
  11 センサを用いた労働者の健康管理と環境改善   【荒川 豊】
  12 ストレス対策で介護離職を予防しましょう   【江口 尚】

第Ⅲ部 実践! 休み方改革
  13 休み方を考える   【島津明人】
    ――リカバリーを通じたワーク・エンゲイジメントの促進
  14 いきいきと働くための睡眠のとり方   【中田光紀】
  15 海外出張していないのに時差ぼけ!?   【中田光紀】
    ――社会的時差ぼけの健康影響
  16 余暇を工夫して新時代のストレスを乗り切る   【外山浩之】
    ――積極的な回復としてのレジャー・クラフティング
  17 高齢労働者の就労意識と働く意欲   【櫻井研司】
  

著者略歴

編著:島津 明人
慶応義塾大学総合政策学部教授

ISBN:9784414802115
出版社:誠信書房
判型:A5
ページ数:216ページ
定価:1900円(本体)
発行年月日:2020年10月
発売日:2020年10月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ