出版社を探す

『菜根譚』からはじめる つながらない関係――世間に染まらず、世間を生きぬく

著:小池 龍之介

紙版

内容紹介

"渡る世間に菜根譚! 『菜根譚』は、400年前に中国で書かれた処世訓です。日本には江戸時代に伝わり、とくに仏教関係者に高く評価され、庶民に広く読み解かれました。儒教・仏教・道教の教え=東アジア最強の智者、孔子・ブッダ・老子の教えがつまった『菜根譚』は、日本人に最も合った処世訓として、時代を越えて読み継がれています。
本書は、そんな『菜根譚』の言葉から、現代を生きぬく知恵を、現代を代表する若手僧侶である著者に説いていただいた一冊。不遇や逆境にあっても、周囲の人や環境がどれだけ汚れているように見えても、その真っ只中で、それらにまったく影響を受けず、心を清らかに生きぬく。「世間に染まる」か「世間を逆恨みする」かにズボッとはまりがちな現代人に有用な第三の道を提示します。"

著者略歴

著:小池 龍之介
1978年生まれ。山口県出身。僧侶。月読寺(神奈川県鎌倉市)住職。東京大学教養学部卒。2003年、ウェブサイト「家出空間」を立ち上げる。2003年から07年まで、お寺とカフェの機能を兼ね備えた『iede cafe』を展開。それ以後、自身の修行を続けながら一般向けに坐禅指導を行う。著書に『考えない練習』『ブッダにならう 苦しまない練習』『超訳ブッダの言葉』『沈黙入門』『もう、怒らない』などがある。

ISBN:9784413230414
出版社:青春出版社
判型:4-6
ページ数:192ページ
定価:1380円(本体)
発行年月日:2017年06月
発売日:2017年06月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDX