格差の自動化
デジタル化がどのように貧困者をプロファイルし、取締り、処罰するか
著:ヴァージニア・ユーバンクス
訳:ウォルシュ あゆみ
解説:堤 未果
紙版
内容紹介
♦♦♦♦ ナオミ・クライン推薦! 堤未果解説
デジタル化・自動化行政への流れは今後益々加速する。しかし、私たちは、誰がどんな意図をもって政策をたて運用していくのかを注視しなければならない。法執行機関から医療機関、社会サービスに至るまで、サービスの縮小だけでなくアメリカの機関は貧しい人への罰則を強化し、人種問題も浮上してきている。不平等格差を強力に自動化することでハイテクな監視システムがいかに不正を助長していくのか。本書は、小さな政府が効率化のためにハイテクツールを使ってどのように貧しい人々を益々困難な状況に追いやっているかを明らかにし、効果的な反撃、解決の糸口をさぐる。
自動化技術が市民社会にあたえるリスクを明らかにした話題の書!
◎目次
序章---危険信号
第1章 救貧院からデータベースへ
第2章 アメリカの「心の故郷」で行われた福祉給付審査の自動化
第3章 天使の街のハイテクホームレス事情
第4章 アレゲニー郡のアルゴリズム
第5章 デジタル上の救貧院
終章---デジタル上の救貧院を打ち壊すには
目次
序章---危険信号
第1章 救貧院からデータベースへ
第2章 アメリカの「心の故郷」で行われた福祉給付審査の自動化
第3章 天使の街のハイテクホームレス事情
第4章 アレゲニー郡のアルゴリズム
第5章 デジタル上の救貧院
終章---デジタル上の救貧院を打ち壊すには
注
文献
解説(堤未果)
訳者あとがき
ISBN:9784409241387
。出版社:人文書院
。判型:4-6
。ページ数:326ページ
。定価:2800円(本体)
。発行年月日:2021年09月
。発売日:2021年09月27日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS。