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公正な社会とは

教育、ジェンダー、エスニシティの視点から

編:宮島 喬
編:杉原 名穂子
編:本田 量久

紙版

内容紹介

グローバル化、脱工業化、多文化化の進む現代社会は、その一面が豊かな社会として捉えられこそすれ、均質な社会でも、平等な社会でもない。むしろ異質性・差異と不平等の関係がかつてなく鋭く問われる社会となっている。今日の教育、福祉、社会運動、移民の研究に携わってきた研究者が、「公正な」関係や秩序とは何かを問う。

著者略歴

編:宮島 喬
1940年生まれ。東京大学社会学研究科博士課程中退。現在、法政大学大学院社会学研究科教授。著書に、『ヨーロッパ社会の試練――統合のなかの民族・地域問題』(東京大学出版会, 1997年) 『移民社会フランスの危機』(岩波書店, 2006年)など。
編:杉原 名穂子
現在、新潟大学人文学部准教授。1993年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程単位取得退学。共著に『格差社会を生きる家族―教育意識と地域・ジェンダー』(有信堂高文社、2011年2月〉など。
編:本田 量久
1997年立教大学社会学部卒業。2003年立教大学大学院社会学研究科社会学専攻修了(博士)。現在、東海大学専任准教授。著書に『「アメリカ民主主義」を問う―人権問題と討議民主主義』(唯学書房、2005年)

ISBN:9784409230503
出版社:人文書院
判型:4-6
ページ数:288ページ
定価:2300円(本体)
発行年月日:2012年03月
発売日:2012年03月23日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB