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ジル・ドゥルーズの哲学

超越論的経験論の生成と構造

著:山森 裕殻

紙版

内容紹介

新たなドゥルーズ研究が、ここから始まる。

ドゥルーズは哲学史家として、スピノザ、カント、ベルクソン、プルーストなどと格闘することで自らの思想を練り上げていった。本書では、それをもう一度哲学史に差し戻す。焦点となるのは、ドゥルーズ哲学前期ともいうべき、『経験論と主体性』(1953年)から『差異と反復』(1968年)までの15年間。その間の著作を、時間軸に沿って綿密に検討し、ドゥルーズ哲学の中心を「能力論」と見定めることで、後期にまで及ぶ思想全体を根底から読み解く。次世代の研究の幕開けを告げる、新鋭による渾身作。

補論として、『機械状無意識』を詳細に読み解いたフェリックス・ガタリ論(150枚)を付す。

ISBN:9784409030806
出版社:人文書院
判型:4-6
ページ数:380ページ
定価:3800円(本体)
発行年月日:2013年06月
発売日:2013年06月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDH
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1DDF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1DDN