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実業之日本社文庫

ごりょうの森

著:花房 観音

紙版

内容紹介

平将門、菅原道真、崇徳天皇、井上内親王……古くから語り継がれ、恐れられてきた日本の「怨霊」をモチーフに、現代に生きる男女の情愛の行方を艶やかな筆致で描く官能短編集。
自殺した議員秘書の謎を追うフリー記者は、秘書の妻と大手町の将門塚で待ち合わせるが――(「首塚」)。

「京都の濃い闇の中から生まれ出た物語集」――東 雅夫(解説より)

著者略歴

著:花房 観音
兵庫県生まれ。京都女子大学中退後、映画会社、旅行会社などを経てバスガイドを務めるかたわら小説を執筆。2010年、第一回団鬼六賞大賞を『花祀り』で受賞。著書に『女の庭』『指人形』『色仏』『うかれ女島』『ヘイケイ日記 女たちのカウントダウン』『すきもの』ほか多数。当社刊行の著書に『萌えいづる』『寂花の雫』『好色入道』『半乳捕物帳』『紫の女』『秘めゆり』。

ISBN:9784408557250
出版社:実業之日本社
判型:文庫
ページ数:256ページ
定価:690円(本体)
発行年月日:2022年04月
発売日:2022年04月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ