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実業之日本社文庫

文庫 柳は萌ゆる

著:平谷 美樹

紙版

内容紹介

知られざるもう一つの戊辰戦争!

東北・盛岡藩から見える維新の真実――
高橋克彦氏(作家)絶賛の歴史巨編!

単行本から大幅加筆の大増補版


明治維新の裏側にこういう傑物がいた。そしてこれからは生まれない美しい魂だ。
最後の章でだれしもが号泣し、美しい生き様に羨ましささえ覚えるだろう――高橋克彦(作家)

真の維新とは何か――若き藩家老の決断は!?

幕末、盛岡藩内で貧困と重税に反発し、一揆を起こす百姓たち。そして、その要求を簡単に反故にする藩の重臣。若き藩士・楢山茂太(後の佐渡)は「百姓による世直し」を夢見、家老となってからも、新しい世の政の実現を志す。しかし、維新の混乱の中、奥羽越列藩同盟に属した盛岡藩は新政府軍と対決の時を迎える――。

著者略歴

著:平谷 美樹
1960年岩手県生まれ。大阪芸術大学卒。2000年『エンデュミオンエンデュミオン』でデビュー。同年『エリ・エリ』で第1回小松左京賞を受賞。14年「風の王国」シリーズで第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。近著に「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」「よこやり清左衛門仕置帳」シリーズ、『でんでら国』『鍬ヶ崎心中』『義経暗殺』『大一揆』など多数。最近刊に『国萌ゆる 小説 原敬』がある。

ISBN:9784408557052
出版社:実業之日本社
判型:文庫
ページ数:768ページ
定価:980円(本体)
発行年月日:2021年12月
発売日:2021年12月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ