日本の戦争Ⅱ:暴走の本質
著:山田 朗
紙版
内容紹介
膨張主義的な国家戦略の下で「自己増殖」の道を暴走した近代の日本軍。その特徴である歩兵中心・白兵主義思想、大艦巨砲・艦隊決戦主義、官僚制的なセクショナリズムなどを、ソフト(軍事思想・戦略)・システム(軍事制度・法体系)・ハード(兵器体系)から分析した好著。具体的な戦闘事例として日中戦争・特攻作戦・沖縄戦の「日本式戦法」を究明する。