出版社を探す

脱原発の必然性と エネルギー転換の可能性

著:竹本修三
著:木村護郎クリストフ

紙版

内容紹介

地震大国日本の現実を熟知する地球物理学者・竹本修三氏と、ドイツのエネルギー政策の変遷を研究する木村護郎クリストフ氏。
両者による興味尽きないシンポジウムの記録。

目次

日本の原発と地震・津波・火山
竹本修三

大陸は動く
放射性廃棄物の地層処分は安全か
世界の地震帯の中にある日本
日本の地震の可能性
予知できなかった1995年の兵庫県南部地震
予知できなかった2016年熊本地震と2018年大阪北部地震
津波の可能性
火山と原発

ドイツのエネルギー転換の思想と実践
木村護郎クリストフ

なぜドイツを取りあげるのか
疑問1 ドイツは福島原発事故後に脱原発に政策転換した?
疑問2 ドイツはフランスの原発の電力に頼れるから脱原発できる?
疑問3 再生可能エネルギーを増やすと電気料金がどんどん高くなる?
疑問4 再生可能エネルギーは不安定だから増やすと電力供給が危ない?
疑問5 ドイツは脱原発したからCO2の排出が増えている?
疑問6 脱原発は「ジャーマン・アングスト」の産物?
疑問7 ドイツの脱原発には倫理委員会などに宗教者が参加しているけど、宗教家にエネルギー政策を決めさせていいの?

日本への示唆

一人ひとりの課題として

著者略歴

著:竹本修三
京都大学名誉教授、原発ゼロをめざす城陽の会代表。
著:木村護郎クリストフ
上智大学教授、同大学院グローバルスタディーズ研究科国際関係論専攻教員。

ISBN:9784400407584
出版社:新教出版社
判型:4-6
ページ数:186ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2022年03月
発売日:2022年03月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KN
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:THY