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イエスの譬え話 2

いのちをかけて語りかけたメッセージは?

著:山口 里子

紙版

内容紹介

罪人と名ざされ、十字架につけられたその生において、イエスがいのちをかけて語りかけたメッセージとは何だったのか? 福音書の行間を読みとき、イエスのことばの核心にせまるフェミニスト神学の最新成果。よく親しまれた「ファリサイ人と徴税人」から解釈が難しいとされてきた「10人の乙女たち」まで数々の譬え話が、さまざまな人びとが共に生きられる世界を希求する現代的な物語として、新たなすがたを見せる。

目次

〈本書で取り上げる譬え話〉

第1章 ファリサイ人と徴税人(ルカ 18:10-14a)
第2章 種まき(マルコ 4:3b-8)
第3章 からし種(マルコ 4:30-32)
第4章 断られた食事会(ルカ 14:16b-23)
第5章 パン種(ルカ 13:20-21)
第6章 10人の乙女たち(マタイ 25:1-12)
第7章 裁判官と寡婦の譬え話(ルカ 18:2-5)
第8章 サマリア人(ルカ 10:30b-35)

著者略歴

著:山口 里子
山口里子(やまぐち・さとこ)
1945年生れ。日本聖書神学校に学ぶ。1988年よりアメリカ・ケンブリッジにあるハーヴァード大学神学部とエピスコパル神学校(EDS)で学び、1996年にEDSより博士号取得。ストーニーポイント・センター常駐神学教師、ニューヨーク神学校・ニューアーク神学校講師を経て帰国。2000年より日本フェミニスト神学・宣教センター共同ディレクター。恵泉女学園大学、聖心女子大学、日本聖書神学校、農村伝道神学校などで講師を務める。著書、Mary and Martha: Women in the World of Jesus、『マルタとマリア:イエスの世界の女性たち』、『虹は私たちの間に:性と生の正義に向けて』、『新しい聖書の学び』、『いのちの糧の分かち合い』『イエスの譬え話1』(以上、新教出版社)他。

ISBN:9784400127598
出版社:新教出版社
判型:A5
ページ数:245ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2017年03月
発売日:2017年03月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRMF