内容紹介
本書は、複雑な写本情報を比較検討する校合(=きょうごう)作業を、実例に即して指導する。読者はあたかも教室にいるかのようにしてその実際を学びながら、聖書の「本文」とは何であるかを自ずから理解できる。
著者略歴
著:蛭沼 寿雄
蛭沼寿雄(ひるぬま・としお/ 1914-2001)大阪に生まれ、北野中学、大阪高校を経て東京帝国大学卒業(専攻は言語学)。1949 年より1982 年まで関西学院大学文学部で教えた。この間、ハーヴァード大学留学。文学博士。言語学も含めたその業績は膨大で多岐に渡るが、新約聖書の本文研究では我が国の第一人者であった。著書『新約本文のパピルス』(全3 巻)他多数。C・S・ルイス紹介の先駆けでもあり、ルイス『悪魔の手紙』、『四つの愛』の翻訳がある。
ISBN:9784400110231
。出版社:新教出版社
。判型:A5
。ページ数:600ページ
。定価:4200円(本体)
。発行年月日:2011年07月
。発売日:2011年07月22日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRMF。