帝国海軍と艦内神社
神々にまもられた日本の海
著:久野 潤
紙版
内容紹介
「『国防と神々』が分かる本邦初の一冊」――竹田恒泰氏推薦!
帝国海軍の艦艇内には、みな神社(神棚)が祀られており、これを「艦内神社」と称した。
こうした艦内神社には、艦名とゆかりのある神社から御祭神が分霊されていた。
戦艦大和は大和(おおやまと)神社から、巡洋艦愛宕は愛宕神社から……といったように。
これらの神社は、死地に赴く将兵と深いきずなで結ばれていたのだ。
本書では、太平洋戦争で活躍した帝国海軍の艦艇内にあった艦内神社について、
どの神が祀られており、いかに選定されたのか、日本中の関連神社を綿密に取材して書き上げた。
軍艦の艦内神社について今までまとめられた書籍は未だなく、本書は本邦初である。
日本人の神に対する自然な信仰と、それが日本の海をまもる戦いを支えてきたという歴史的現実について、考察した一冊である。
軍艦に分霊された神社の一例
戦艦「金剛」……建水分神社(大阪府南河内郡)
戦艦「榛名」……榛名神社(群馬県高崎市)
戦艦「長門」……住吉神社(山口県下関市)
空母「赤城」……三夜沢赤城神社(群馬県前橋市)
重巡「高雄」……護王神社(京都府京都市上京区)
軽巡「那珂」……大洗磯前神社(茨城県東茨城郡)
ISBN:9784396614843
。出版社:祥伝社
。判型:4-6
。ページ数:264ページ
。定価:1600円(本体)
。発行年月日:2014年06月
。発売日:2014年06月02日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TRL。