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祥伝社文庫

ヒポクラテスの悔恨

著:中山七里

紙版

内容紹介

「これから一人だけ殺す。自然死にしか見えないかたちで」
解剖されない9割の遺体に、隠れた犯罪が潜む!?
真相とともに浮かび上がる、光崎教授の〝悔恨〟とは?
死体は雄弁に語る――法医学ミステリー第4弾

「一人だけ殺す。絶対に自然死にしか見えないかたちで」浦和医大法医学教室の光崎藤次郎教授への脅迫文がネットに書き込まれた。日本の解剖率の低さを訴えるテレビ番組での、問題の九割はカネで解決できるという彼の発言が発端だった。 挑発などなかったかのように、いつもの冷静さで解剖する光崎。一方、助教の真琴は光崎の過去に手がかりを求めると、ある因縁が浮上し……。

著者略歴

著:中山七里
1961年岐阜県生まれ。2009年 『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。幅広いテーマに挑み、斬新な視点と衝撃的な展開で多くの読者の支持を得ている。本シリーズの第一作『ヒポクラテスの誓い』はWOWOWにて連続ドラマ化された。他の著書に『護られなかった者たちへ』『殺戮の狂詩曲』『能面刑事の死闘』など多数。

ISBN:9784396348892
出版社:祥伝社
判型:文庫
定価:760円(本体)
発行年月日:2023年06月
発売日:2023年06月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ