祥伝社文庫
十津川警部シリーズ 高山本線の昼と夜
著:西村京太郎
紙版
内容紹介
画家はなぜ殺された?
消えた大作と、特急「ワイドビューひだ」の謎!
十津川警部、美術ビジネスの闇に真実を追う!
日本三大曳山祭の一つ、飛騨高山祭。町をねり歩く祭屋台を展示した施設で、画家の緒方幸太郎が殺された。半年逗留した温泉で、描いていたはずの五〇〇号の大作「春の高山祭」が消失。旅を繰り返し、十年前に家族と絶縁した画家に、誰が金を与え、絵を描かせていたのか。東京でも画家が殺され、警視庁十津川警部は特急「ワイドビューひだ」に乗り、事件の謎を追うが……!?