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祥伝社文庫

街道の牙 影御用・真壁清四郎

著:黒崎 裕一郎

紙版

内容紹介

瞬息の逆胴、奸悪を斬る!
時は天保、陰謀渦巻く甲州路を、密命を受けた旗本風来坊・真壁清四郎がひた奔る。

暗夜、大店の材木問屋の主人が番頭ともども無残に斬り殺される。懐には金も残され、狙いがわからない。昨今、一太刀で命を奪う凄腕の殺し屋が暗躍していたのだ。そんな折、大目付兼道中奉行の真壁周防守は、次男清四郎に密命を下す。甲州街道を巡察中、上野原宿で配下が斬殺された一件を探れ、と。清四郎は一路甲州へ。鏡心明智流皆伝の剣技が悪を斃す、傑作剣客譚。

著者略歴

著:黒崎 裕一郎
1942年、東京生まれ。東京電機大学卒業後、脚本家として「必殺仕事人」をはじめ「木枯らし紋次郎」「銭形平次」など数多くの人気ドラマを手がける。95年『蘭と狗』で第6回時代小説大賞を受賞。著書に「必殺闇同心」、「公事宿始末人」、「渡世人伊三郎」(すべて祥伝社文庫)などがあり、時代小説界に確固たる地位を築く。

ISBN:9784396347550
出版社:祥伝社
判型:文庫
定価:700円(本体)
発行年月日:2021年08月
発売日:2021年08月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ