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祥伝社文庫

木暮荘物語

著:三浦 しをん

紙版

内容紹介

小泉今日子さん 「あぁ、私はこの物語がとっても好きだ。」 (「読売新聞」2011年2月6日)

小田急線・世田谷代田駅から徒歩五分、築ウン十年。
ぼろアパートを舞台に贈る〝愛〟と〝つながり〟の物語。

小田急線の急行通過駅・世田谷代田から徒歩五分、築ウン十年、全六室のぼろアパート木暮荘。そこでは老大家木暮と女子大生の光子、サラリーマンの神崎に花屋の店員繭の四人が、平穏な日々を送っていた。だが、一旦愛を求めた時、それぞれが抱える懊悩が痛烈な悲しみとなって滲み出す。それを和らげ癒すのは、安普請ゆえに繋がりはじめる隣人たちのぬくもりだった……。

著者略歴

著:三浦 しをん
一九七六年、東京生まれ。二〇〇〇年、長編小説『格闘する者に○』でデビュー。〇六年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。一二年『舟を編む』で本屋大賞受賞。小説に『秘密の花園』『私が語りはじめた彼は』『むかしのはなし』『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『政と源』『まほろ駅前狂騒曲』など、エッセイ集に『あやつられ文楽鑑賞』『お友だちからお願いします』など著書多数。

ISBN:9784396340698
出版社:祥伝社
判型:文庫
ページ数:304ページ
定価:600円(本体)
発行年月日:2014年10月
発売日:2014年10月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ