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祥伝社新書

なぜ信用金庫は生き残るのか

著:鳥羽田継之

紙版

内容紹介

すべての業界、企業の参考となる
金融業界は今、激変の最中にある。メガバンクは店舗数縮小を含むリストラに走り、地方銀行は統合・再編だけでなく破綻すら囁かれる。いっぽう、急伸しているのが信用金庫だ。融資先はコロナ禍で打撃を受けている中小企業が中心であり、銀行より金利が高いにもかかわらず、シェア、売り上げ共に伸ばしている。近年、城南信用金庫が始めたプロジェクトを基点に、全国の信用金庫と取引先が連携する広域ビジネスマッチング・プラットフォームが完成した。メガバンクができなかったことを成し遂げたのだ。厳しい経営環境下、なぜ信用金庫は生き残るのか。この答えは金融業界のみならず、すべての業界、企業に通用する答えとなるだろう。

目次

第一章 銀行が消える日
第二章 なぜ信用金庫は強いのか
第三章 異端の経営・城南信用金庫
第四章 地域を超えた「よい仕事おこし」プロジェクト
第五章 全国の個性的な信用金庫
第六章 金融機関が生き残るには

著者略歴

著:鳥羽田継之
新聞記者。1979年、千葉県生まれ。2003年、中央大学文学部史学科卒業。印刷会社、建設業界紙などを経て2007年、日刊工業新聞社に入社。南大阪支局、大阪支社、第一産業部、経済部、東京支社橫浜総局長を経て現在、同南東京支局長。金融業界と中小企業を取材領域としている。

ISBN:9784396116507
出版社:祥伝社
判型:新書
ページ数:208ページ
定価:860円(本体)
発行年月日:2022年02月
発売日:2022年02月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KFF