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女人国伝奇

著:山田風太郎

紙版

内容紹介

江戸・吉原──。かの大通人・蜀山人(しよくさんじん)こと大田南畝が絶賛し江戸一の名花と謳われた松葉屋の花魁(おいらん)・薫。その馴染(なじみ)客であった日本橋の大問屋の次男坊・小七は、他の女郎に手を出し不義理のかどで罰せられ監禁されていたが、その弟を救いに兄・関之助が吉原にやってきた。
野暮で堅物の兄に免じて小七をゆるした薫だったが、あることから、花魁の全てを賭けて関之助との駆け引きがはじまった──「傾城将棋」など、希代の語り手・山田風太郎が吉原の華やかで妖しい郭(くるわ)に交錯する男女の姿態を描く六編。

ISBN:9784394904533
出版社:春陽堂書店
判型:文庫
ページ数:480ページ
定価:1100円(本体)
発行年月日:2023年07月
発売日:2023年07月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ