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アントン・ブルックナー 魂の山嶺

新装版

著:田代 櫂

紙版

内容紹介

作曲家ブルックナーの知られざる人物像に迫る画期的評伝。オーストリアの片田舎に生まれた彼が、いかにして異形ともいえる交響曲の数々を世に遺すようになったか。偉大な音楽からは窺い知れぬ、人間ブルックナーの意外な素顔と、彼の人生を彩る多士済々を鮮やかに描き出す。

目次

序 謎のブルックナー

第1章 田舎教師
第2章 リンツ
第3章 ヴィーン
第4章 抗争
第5章 野の人
第6章 恢復
第7章 名声
第8章 改訂の迷宮
第9章 死の時計
第10章 告別

あとがき
参考文献
索引

著者略歴

著:田代 櫂
1947年、長崎県生まれ。クラシック・ギタリスト、著述家。主な著書に『湖のトリスタン ルートヴィヒ二世の生と死』(音楽之友社)、『グスタフ・マーラー 開かれた耳、閉ざされた地平』『リヒャルト・シュトラウス 鳴り響く落日』『アルバン・ベルク 孤独のアリア』『クルト・ヴァイル 生真面目なカメレオン』(以上、春秋社)など。2017年4月、逝去。

ISBN:9784393932216
出版社:春秋社
判型:4-6
ページ数:360ページ
定価:3200円(本体)
発行年月日:2021年06月
発売日:2021年06月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVM