内容紹介
J.S.バッハの主要な声楽作品を、時代背景とともにわかりやすく解説した聴取と演奏のためのガイド。ライプツィヒ時代に書かれた受難曲やオラトリオなど、主に礼拝のために書かれた大規模な作品を扱い、キリスト教における「愛」を主要なテーマとしてバッハが音楽の中で生き生きと描き出した聖書のドラマを再発見する。
著者略歴
著:マークス・ラータイ
マークス・ラータイ (Markus Rathey)
ミュンスター大学で博士号取得。ライプツィヒ・バッハ資料館研究員を経て、2003年よりイェール大学音楽史教授。アメリカ・バッハ協会会長。J.S.バッハの音楽に関する論文や、アメリカ合衆国、ヨーロッパ、アジアにおける公演用の楽曲解説を多数執筆。J.R.アーレやC.P.E.バッハに関する著書もある。2016年にオックスフォード大学出版局から出されたJ.S.バッハの《クリスマス・オラトリオ》に関する書籍は、革新的なものとして評価されている。
訳:木村 佐千子
広島市出身。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。在学中に安宅賞受賞。J.S.バッハの声楽作品に関する研究で、ボーフム・ルール大学にて博士号取得。現在、獨協大学外国語学部教授、東京藝術大学音楽学部非常勤講師。
ISBN:9784393932063
。出版社:春秋社
。判型:A5
。ページ数:224ページ
。定価:2500円(本体)
。発行年月日:2017年06月
。発売日:2017年06月24日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVM。