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音楽分析の歴史

ムシカ・ポエティカからシェンカー分析へ

著:久保田 慶一

紙版

内容紹介

音楽分析(アナリーゼ)とは「音楽を分解して、それを成立させている成分・要素・側面を明らかにすること」である――しかしその内実は、時代や社会とともに変遷してきた。17世紀初頭から20世紀前半の間に主流となった分析方法を概観し、音楽の捉え方の変遷を追う。

著者略歴

著:久保田 慶一
1955年生まれ。東京藝術大学大学院修士課程修了。音楽学博士。フライブルク大学、ハンブルク大学、ベルリン自由大学に留学。東京学芸大学教授を経て、現在、国立音楽大学教授・副学長。専門は西洋音楽史、特に18世紀ドイツ音楽史。近年は音楽キャリア研究にも従事し、関連の著書には『音楽とキャリア』(2008年)、『モーツァルト家のキャリア教育』(2014年)、『2018年問題とこれからの音楽教育』(2017年)、『音大・美大卒業生のためのフリーランスの教科書』(2018年)などがある。前・日本教育大学協会音楽部門代表、日本チェンバロ協会会長。

ISBN:9784393930380
出版社:春秋社
判型:A5
ページ数:336ページ
定価:3600円(本体)
発行年月日:2020年04月
発売日:2020年04月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVA