内容紹介
戦争、戦後の混乱期、高度成長期、そして格差社会の現代。激流の時代を賢明に生きる人々を描いた文学は、私たちに何を語りかけてくるのか。戦後日本とほぼ同じ年齢の著者が、人間のしなやかな強さと優しさを見据えた「時代論」。
著者略歴
著:川本 三郎
評論家。1944年東京生まれ。『大正幻影』でサントリー学芸賞、『荷風と東京』で読売文学賞、『林芙美子の昭和』で毎日出版文化賞、桑原武夫学芸賞、『白秋望景』で伊藤整文学賞を受賞する。都市論、エッセイなどの著書多数。著書に、『ギャバンの帽子、アルヌールのコート』『ロードショーが150円だった頃』『銀幕の銀座』『成瀬巳喜男 映画の面影』『映画の戦後』『我もまた渚を枕』『ミステリと東京』『ひとり居の記』などがある。
ISBN:9784393444207
。出版社:春秋社
。判型:4-6
。ページ数:224ページ
。定価:2000円(本体)
。発行年月日:2016年10月
。発売日:2016年10月20日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ。