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東京抒情

著:川本 三郎

紙版

内容紹介

荷風が歩いた荒川放水路、乱歩が暮らした池袋、アドバルーンきらめく銀座。開発と市井の生活が混在する、懐かしいあの東京は消えてしまったのだろうか? 青年時代の思い出、心揺さぶられた映画・文学や町歩きをとおして、その残影をよみがえらせる。

著者略歴

著:川本 三郎
評論家。1944年、東京生まれ。91年『大正幻影』でサントリー学芸賞、97年『荷風と東京』で読売文学賞、2003年『林芙美子の昭和』で毎日出版文化賞、桑原武夫学芸賞、2012年『白秋望景』で伊藤整文学賞を受賞する。都市論、エッセイなどの著書多数。著書に、『ギャバンの帽子、アルヌールのコート』『ロードショーが150円だった頃』『銀幕の銀座』『成瀬巳喜男 映画の面影』『映画の戦後』『我もまた渚を枕』『ミステリと東京』『ひとり居の記』などがある。

ISBN:9784393444160
出版社:春秋社
判型:4-6
ページ数:272ページ
定価:1900円(本体)
発行年月日:2015年12月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:DS
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1FPJ