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正統とは何か

新版

著:ギルバート・キース・チェスタトン
訳:安西 徹雄

紙版

内容紹介

ユーモア作家にして鋭利な文明批評家チェスタトンが語る保守思想の名著。宗教、伝統、社会における正統な考え方とは何かを説き、「狂人とは理性を失った人ではない。狂人とは理性以外のあらゆる物を失った人である」や「平凡なことは非凡なことよりも価値がある」……など、人間と社会の不変の真理が20世紀初頭の箴言となって現代に蘇る。傑作『木曜日の男』と同時期には発表されたこの近代批評は、皮肉交じりの舌鋒の先にこそ、時代の本質を見抜いている。

著者略歴

著:ギルバート・キース・チェスタトン
1874年生まれ。イギリスの作家、批評家、詩人、随筆家。推理作家として有名で、カトリック教会に属するブラウン神父が遭遇する事件の解明にあたる「ブラウン神父」ものが探偵小説の古典とされている。
訳:安西 徹雄
1933-2008。松山市生まれ。上智大学大学院修了。同大学名誉教授。主な著訳書に、『英文翻訳術』(筑摩書房)、ミルワード『シェイクスピアの人生観』(新潮社)ほか多数。

ISBN:9784393416136
出版社:春秋社
判型:4-6
ページ数:320ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2019年04月
発売日:2019年04月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:DS