キリスト教の絶対性と宗教の歴史
著:エルンスト・トレルチ
訳:深井 智朗
紙版
内容紹介
新しい学問的方法の台頭や多元化する宗教・文化状況で、キリスト教が無条件に超越的・絶対的真理性を主張することは不可能ではないか。社会学者マックス・ウェーバーの同僚兼同居人としてたがいに深く影響を与え合った著者は、それまでの神学的・哲学的議論を精査し、キリスト教がひとつの歴史的形態にすぎないことを認めつつも、なお他の啓典宗教やインド思想・仏教との比較を通じて、キリスト教の偉大さを示そうとする。みずからの価値を再確認し、さらなる前進を促す本書は、トレルチ生誕150年、ますます多元化する現代において、必ず読みかえされなくてはならない古典的名著である。
ISBN:9784393323632
。出版社:春秋社
。判型:4-6
。ページ数:328ページ
。定価:3700円(本体)
。発行年月日:2015年12月
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRM。