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丸型で焼くからおいしいパウンドケーキ

著:若山 曜子

紙版

内容紹介

しっとり、しっとり軽やか、ふんわり、さくほろ、ふわふわ……。丸型で焼くからこそいろんな食感が味わえる、パウンドケーキレシピ集。

バター、砂糖、卵、粉が1ポンド(パウンド)ずつ入ることから、その名がついたパウンドケーキ。同じくフランス語でも、「4分の4(4分の1を4つ)」を意味する「カトル・カール」と呼ばれます。

パウンドケーキは、パウンド型で焼くのが一般的と思われていますが、
実は丸型で作ると、まわりはカリッと、中はよりしっとりふんわりと焼き上がります。また、直径15cmの丸型は18cmのパウンド型と比べると容量がやや大きく、フルーツなどの具材やメレンゲをたっぷり混ぜ込むことができるため、ケーキ全体が軽く仕上がるという特徴があります。

基本の材料は、バター、砂糖、卵、粉の4種類だけですが、バターをすり混ぜるのか溶かして加えるのか、卵を溶いて使うのか泡立てるのかで、全く違った食感の生地が次々生まれるのも魅力。この本では、そんな作り方の違いから生まれる6種類の生地を紹介しています。

丸型で焼いたケーキは、誕生日のケーキを思い起こさせるせいか少し特別感があり、表面積が広いため、クリームをサンドしたり、上にのせて飾るのも得意。焼きっぱなしでも、シンプルに飾ってもかわいい、そんなケーキが満載の1冊です。
*この本のケーキは、すべて直径15cmの丸型で作ることができます。

目次

Chapter.1 しっとりパウンドケーキ
Chapter.2 しっとり軽やかパウンドケーキ
Chapter.3 ふんわりパウンドケーキ
Chapter.4 さくほろパウンドケーキ
Chapter.5 ふわふわパウンドケーキ
Chapter.6 軽やかオイルケーキ

著者略歴

著:若山 曜子
料理研究家。東京外国語大学フランス語学科卒業後、パリへ留学。ル・コルドン・ブルー、エコール・フェランディを経て、パティシエ、グラシエ、ショコラティエ、コンフィズールのフランス国家資格(CAP)を取得。パリのパティスリーなどで経験を積み、帰国後はカフェのメニュー監修、雑誌や書籍、テレビでのレシピ提案などで活躍。自宅で少人数制のお菓子と料理の教室を主宰。著書に『フライパンパスタ』『フライパン煮込み』『フライパンリゾット』『作っておける前菜、ほうっておけるメイン』『バターで作る/オイルで作る クッキーと型なしタルトの本』『バターで作る/オイルで作る スコーンとビスケットの本』『バターで作る/オイルで作る マフィンとカップケーキの本』(すべて小社刊)など多数。

ISBN:9784391156591
出版社:主婦と生活社
判型:B5
ページ数:88ページ
定価:1450円(本体)
発行年月日:2021年10月
発売日:2021年10月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WB