新・人と歴史 拡大版 06
ジャンヌ=ダルクの百年戦争
新訂版
著:堀越 孝一
紙版
内容紹介
ジャンヌ=ダルクが「救国の聖女」の極印を打たれてすでに久しい。
この通貨はいまだに有効で、なにか動乱があって女性が登場すると、すぐさまジャーナリズムは「現代のジャンヌ=ダルク」をうんぬんする。
これも確かに「ひとりのジャンヌ=ダルク」ではあろうが、神格化された人々のアスピレーションのむかう対象となったジャンヌ=ダルクの陰に、「もうひとりのジャンヌ=ダルク」がいる。同時代人はジャンヌ=ダルクをヴァロワ王権の味方、教会にそむく異端の少女としか見なかった。
本書は、その時代の生身のジャンヌ=ダルクを追い求めた、ユニークなジャンヌ=ダルク伝である。
目次
目次(内容と構成)
はじめに
Ⅰ 噂の娘
Ⅱ 百年戦争後半の幕あけ
Ⅲ ジャンヌ現代史
Ⅳ ルーアンのジャンヌ
おわりに
年譜
参考文献
新訂版あとがき
さくいん
ISBN:9784389441067
。出版社:清水書院
。判型:4-6
。ページ数:268ページ
。定価:1800円(本体)
。発行年月日:2017年04月
。発売日:2017年04月13日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB。