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新装版 人と思想 30

ラッセル

著:金子 光男

紙版

内容紹介

イギリスの名門に生まれたラッセルは,第一次世界大戦のとき,徹底的な非戦論を唱えて,ケンブリッジから追放され,半年間投獄された。一九四七年からアムステルダムで原子力管理を講義したり,彼の行動は,権威に反対し,ボリシェヴィキに反対する「権力論」を背景に平和への大行進を行うなど,現代平和主義者の旗手であった。

目次

目次(内容と構成)
ラッセルについて
Ⅰ 孤独から希望への人間形成
  二〇世紀の巨人ラッセル
  イギリス社会とラッセル家の伝統
  孤独な少年時代の悩み
  希望に満ちた青春時代
  不朽の業績への礎石を築く
  ケンブリッジの講師となる
Ⅱ 世紀の思想家の理論と実践活動
  第一次世界大戦と思想の転回
  マルクス主義への賛否
  内外ともに平穏な著作活動
  ビーコン・ヒル学校の教育
  アメリカでの波瀾と障害のとき
  往年の叛逆者ついに寵児となる
  新分野の開拓と仕上げ
  科学兵器の登場と人類の危機
  世界平和運動の実践に乗り出す
  ヒューマニストとしてのラッセル
あとがき
年譜
参考文献
さくいん

ISBN:9784389420307
出版社:清水書院
判型:新書
ページ数:228ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2014年09月
発売日:2014年09月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDHR
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QDX