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新装版 人と思想 11

デカルト

著:伊藤 勝彦

紙版

内容紹介

近世合理主義哲学の祖であり,解析幾何学の創始者である。彼の合理主義哲学は,いかにしてわれわれは意識のそとにある世界を認識し得るか,つまり主観と客観を自覚的に定め,一般存在を意識の問題として考察したことである。その意味で「われ思う,ゆえにわれあり」という有名な言葉は千金の重みをもっている。

目次

目次(内容と構成)
デカルトについて
Ⅰ 哲学者にいたる道
  生いたち
  進路の確定
  カオスからコスモスへ
  方法に従っての放浪
  『宇宙論』をめぐって
  宇宙の中心に位するもの
  死にいたるまで
Ⅱ 五つの哲学的著作
  『方法序説』
  『規則論』
  『省察』
  『哲学原理』
  『情念論』
Ⅲ 哲学者の人間像
  孤独なる哲学者の像
  精神の自己内還帰
  抽象化と具体化
  意識から存在へ
   あとがき
   年譜
   参考文献
   さくいん

ISBN:9784389420116
出版社:清水書院
判型:新書
ページ数:212ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2014年09月
発売日:2014年09月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDH
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QDX
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1DDF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 4:1DDN