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フィボナッチ

自然の中にかくれた数を見つけた人

文:ジョセフ・ダグニーズ
絵:ジョン・オブライエン
訳:渋谷 弘子

紙版

内容紹介

中世のイタリアで子ども時代をすごしたレオナルド・フィボナッチはあけてもくれても数のことばかり考えていました。そのため、ほかには能がない「のうなし」と呼ばれていたほどです。
成長して世界じゅうを旅したレオナルドは、諸国で使われていた数字、とくにアフリカで出会ったインド・アラビア数字に魅せられ、やがて、自然界にある多くのものが、ある決まった数でできていることに気づきます。かつて「のうなし」とからかわれていた少年が、フィボナッチ数列と呼ばれることになる数列を発見した瞬間です!
うさぎの繁殖に関する簡単な文章問題で現在その名を知られるレオナルド・フィボナッチは、今では史上もっとも優れた西洋の数学者のひとりと考えられています。本書は、けっして「のうなし」ではなかったひとりの人物の物語です。

ISBN:9784378041261
出版社:さ・え・ら書房
判型:A4変
ページ数:40ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2010年09月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNB