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幻冬舎新書

膵臓がんの何が怖いのか 早期発見から診断、最新治療まで

著:本田 五郎

紙版

内容紹介

5年生存率が8・5%と低く、他のがんと比べても特にタチが悪いと知られる膵臓がん。膵臓は胃の後ろにあるため通常のエコー検査などでは見つけにくく、がん細胞が周囲の組織や臓器に速く染み込むように広がるので手術で切除するのも難しい。だが最近では超早期に治療すれば5年生存率90%超という成績もあり、いかに早く見つけるかが生死を決める鍵になる。黄疸や背部痛ほか特徴的な初期症状から、検査法、化学療法、ロボット手術などの最先端の治療法まで、膵臓がんのエキスパートがわかりやすく解説。

著者略歴

著:本田 五郎
一九六七年生まれ。県立熊本高校、熊本大学医学部を卒業後、京都大学医学部附属病院外科(研修医)、市立宇和島病院外科、京都大学消化器外科、済生会熊本病院外科、社会保険小倉記念病院外科、東京都立駒込病院外科、誠馨会新東京病院消化器外科などを経て、二〇二〇年一〇月、東京女子医科大学消化器・一般外科准教授に着任。二〇二一年七月より同教授に就任。肝臓・膵臓の手術件数は二五〇〇件を超え、肝胆膵疾患の腹腔鏡下手術における高い技術力は世界的に知られており、海外での手術経験も豊富。

ISBN:9784344987036
出版社:幻冬舎
判型:新書
ページ数:232ページ
定価:940円(本体)
発行年月日:2023年07月
発売日:2023年07月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MJ