幻冬舎新書
自粛するサル、しないサル
著:正高 信男
紙版
内容紹介
新型コロナ危機では、人々の間で「自粛派」と「反自粛派」の対立が起きた。サル学の見地によれば、自粛派は生物の本能として感染症を怖がる「サル的」で、反自粛派は理屈で恐怖感を抑制できる「ヒト的」。「ヒト的」のほうが進化形だが、「サル的」のほうが命を守るうえでは合理的ともいえる。この対立は、中世ペストのときも江戸時代の感染症危機でも繰り返されてきた。なぜ「自粛する、しない」の相違は生まれるのか。「永遠の敵」のようにも見える両者は、果たしてわかり合えるのか。サル学者によるコロナ文化論。
ISBN:9784344986244
。出版社:幻冬舎
。判型:新書
。ページ数:192ページ
。定価:840円(本体)
。発行年月日:2021年05月
。発売日:2021年05月26日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB。