出版社を探す

幻冬舎新書

やはり死ぬのは、がんでよかった

著:中村 仁一

紙版

内容紹介

『大往生したけりゃ医療とかかわるな』が52万部のベストセラーになり、約9年。「死ぬならがんに限る」といっていた著者は末期の肺がんになるも、「医療とかかわるな」を実践。多少の息苦しさはあるものの治療は一切受けず、痛みもなく、残された日々を穏やかに過ごしている。前述の本に、現在の著者の病状や心境を加筆したものが本書。「がんは身辺整理をする時間があるからいい」と思っていたが、実際その状況になってみると……。親の務めは、子供に自らの死にっぷりを見せることだという著者の最後の日々を綴る。

著者略歴

著:中村 仁一
一九四〇年長野県生まれ、医師。京都大学医学部卒業。財団法人高雄病院院長、理事長を経て、二〇〇〇年二月より社会福祉法人老人ホーム「同和園」附属診療所所長を務め、末期の肺がんにより、二〇二〇年九月に同所を退職。一九八五年十月より、京都仏教青年会(現・薄伽梵KYOTO)の協力のもとに、毎月「病院法話」を開催、医療と仏教連携の先駆けとなる。一九九六年四月より、市民グループ「自分の死を考える集い」を主宰。二〇二〇年十月に二五九回となる。『大往生したけりゃ医療とかかわるな』(幻冬舎新書)が五十二万部の大ベストセラーに。

ISBN:9784344986176
出版社:幻冬舎
判型:新書
ページ数:264ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2021年03月
発売日:2021年03月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MNC