幻冬舎新書
萩尾望都と竹宮惠子
大泉サロンの少女マンガ革命
著:中川 右介
紙版
内容紹介
一九七〇年。学生運動が終焉へと向かうなか、少女マンガの変革を目指した女性たちが東京練馬区の二軒長屋【にけんながや】にいた。中心は萩尾望都【もと】と竹宮惠子。後に「大泉【おおいずみ】サロン」と呼ばれ、マンガ家のタマゴたちが集ったこの場所で、二人は互いに刺激を受け合い、これまでタブーとされた少年愛やSFといった分野で先鋭的な作品を次々生み出し、少女に熱く支持される。だがその軌跡は決して平坦ではなかった――。『ポーの一族』『風と木の詩』等、名作誕生のプロセスを追いながら、二人の苦悩と友情、瓦解のドラマを描く意欲作。
ISBN:9784344985865
。出版社:幻冬舎
。判型:新書
。ページ数:352ページ
。定価:940円(本体)
。発行年月日:2020年03月
。発売日:2020年03月26日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:XA。