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幻冬舎時代小説文庫

天下人の茶

著:伊東 潤

紙版

内容紹介

安土桃山時代に茶の湯という総合芸術を創出した千利休。秀吉に「内々の儀」を一任されるほどの厚い信頼を得たが、その秀吉によって最期は自死に追い込まれる。その裏には何があったのか? 牧村兵部、瀬田掃部、古田織部、細川忠興という利休七哲に数えられる高弟たちによって語られる利休と秀吉の相克。「茶聖利休」の実像に迫る連作短編集。

著者略歴

著:伊東 潤
一九六〇年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。『黒南風の海――加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』(PHP研究所)で「第一回本屋が選ぶ時代小説大賞」を、『国を蹴った男』(講談社)で「第三十四回吉川英治文学新人賞」を、『巨鯨の海』(光文社)で「第四回山田風太郎賞」と「第一回高校生直木賞」を、『峠越え』(講談社)で「第二十回中山義秀文学賞」を、『義烈千秋 天狗党西へ』(新潮社)で「第二回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)」を受賞。近著に『デウスの城』(実業之日本社)、『浪華燃ゆ』(講談社)などがある。
伊東潤公式サイト https://itojun.corkagency.com/
Xアカウント @jun_ito_info

ISBN:9784344433403
出版社:幻冬舎
判型:文庫
ページ数:360ページ
定価:810円(本体)
発行年月日:2023年12月
発売日:2023年12月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ