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幻冬舎文庫

京都に女王と呼ばれた作家がいた 山村美紗とふたりの男

著:花房 観音

紙版

内容紹介

一九九六年、日本で一番本が売れた年、帝国ホテルで執筆中に山村美紗が亡くなった。二〇〇冊以上の本を出しベストセラー作家と持て囃された〝ミステリの女王〟。華やかな活躍の陰で「文学賞を獲りたい」という強烈な劣等感を抱いていたこと、公然の秘密と噂された作家との関係や夫の存在など、秘められた謎は多い。文壇のタブーに挑むノンフィクション。

著者略歴

著:花房 観音
一九七一年兵庫県生まれ。京都女子大学中退後、映画会社や旅行会社の勤務を経て二〇一〇年「花祀り」で第一回団鬼六賞を受賞しデビュー。京女たちの生と性を描いた『女の庭』が話題に。その他に『色仏』『うかれ女島』『ヘイケイ日記』など著書多数。

ISBN:9784344432307
出版社:幻冬舎
判型:文庫
ページ数:282ページ
定価:670円(本体)
発行年月日:2022年09月
発売日:2022年09月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ