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幻冬舎文庫

銀河食堂の夜

著:さだ まさし

紙版

内容紹介

ひとり静かに逝った老女は、愛した人を待ち続けた昭和の大スターだった(「初恋心中」)。
運に見放され、母親を手にかけてしまった息子の心に残る母の言葉(「無器用な男」)。
あの戦争で飛び立った青年が聴いた「最後の曲」に込められた想い(「ぴい」)。
……謎めいたマスターが旨い酒と肴を出す飲み屋を舞台に繰り広げられる、不思議で切ない物語。

著者略歴

著:さだ まさし
一九五二年長崎市生まれ。シンガー・ソングライター。二〇〇一年、初小説『精霊流し』がベストセラーとなる。『精霊流し』をはじめ、『解夏』『眉山』『アントキノイノチ』『風に立つライオン』はいずれも映画化された。その他の小説に『はかぼんさん︱空蟬風土記』『かすてぃら』『ラストレター』などがある。

ISBN:9784344430389
出版社:幻冬舎
判型:文庫
ページ数:368ページ
定価:670円(本体)
発行年月日:2020年12月
発売日:2020年12月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ