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焼けあとの おにぎり

著:うるしばら ともよし
絵:よしだ るみ

紙版

内容紹介

キヨシの住んでいた東京の下町は、東京大空襲で焼け野原となった。戦争はむなしく終わり、福島に疎開していたキヨシは、東京へ家族を探しにいく。食べるものもままならない戦後直後、おばあさんが持たせてくれたのは、5つのおにぎり。おにぎりをリュックに入れ、焼けあとをさまようキヨシが見つけたものとは。

著者略歴

著:うるしばら ともよし
1934年東京・浅草生まれ。(社)日本児童文芸家協会顧問、日本児童ペンクラブ顧問。東京都中学校教諭として28年間勤務後、著述・講演に専念。作品に『ふるさとはヤギの島に』(あかね書房)、『子どもの心がかがやくとき』『ぼくと戦争の物語』(フレーベル館)、『天国にとどけ! ホームラン』(小学館)、『火のカッパ』(国土社)など、児童書、教育書100冊を超える。1963年NHK放送記念祭賞受賞。第45回児童文化功労章受章。
絵:よしだ るみ
東京都出身。青山学院女子短期大学芸術学科を卒業後、京都に移住したのを機に絵を描き始める。中国武術講師や絵画教室講師を務めながら作品を発表している。作品に『いつかは ぼくも』『わたしは いつも』『いつも となりで』(国土社)、『はじめてのほんやさん』(垣内出版)ほか。

ISBN:9784337025141
出版社:国土社
判型:A4変
ページ数:48ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2020年02月
発売日:2020年03月04日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:XA