神吉拓郎傑作選 2
食と暮らし編
著:神吉 拓郎
編:大竹 聡
紙版
内容紹介
短編小説の名手と謳われると同時に洒脱なライフスタイルエッセイの書き手として知られた神吉拓郎。当代切っての居酒屋・食エッセイの書き手として呼び声も高い大竹聡が編者となり、奥深い神吉拓郎の作品世界の魅力を余すところなく伝える傑作選。
目次
鮓が来そうな日
鯛の鯛
サラダと人情
天ぷら盛衰記
牡蠣喰う客
葱肥えたり
鳴るは鍋か、風の音か
酒徒
聞きっかじり
小さな客
つけもの賛
松花堂など
一杯のコーヒー
カレー百味
カニと戯れる夜
中年の像
階段レース
旅行鞄
旅の夜風
雨の山代
雨支度
虫のいどころ
ポケット
キスの投釣
家の話
お洒落
私小説
カネのあつかい
旅すがた
靴について
帽子狩り
割箸
匙
七輪
歳時記の新年
西伊豆その頃
英佛戦争観戦記
私自身の広告
空白の二週間
下駄の音
われらの倶楽部
デニムと私
梅雨の記憶