戦前戦中 右翼・民族派組織総覧
編:永田 哲朗
紙版
内容紹介
敗戦後、GHQに解体・解散させられるまでの、愛国草莽の士たちによる活動の軌跡を刻印。
明治期を発端として、昭和二十年八月十五日の敗戦時まで日本に存在した右翼・民族派組織を収録。本流から顧みられない「草莽の士」や、その組織の情報を発掘し、後世に伝える。
「愛国」「大日本」を掲げた、一般的な国家主義、国家社会主義組織ばかりでなく、労農団体、学生団体、在日朝鮮人団体など、さらに、これまで一部しか知られることのなかった塾・道場・寮などのほか、ローカル組織を含め、右翼・民族派に関連するあらゆる組織を包括・網羅。重要な事件、活動も詳しく記載。戦前の、農本主義国家日本の国家革新の潜在的勢力として沈黙の威圧を示していたと考えられる右翼・民族派について、「人の流れ」を軸として、前代未聞の10,000組織を収録した右翼・民族派一大百科。永久保存版。
目次
はじめに
第一部 一般組織
第二部 その他の組織
一、学生組織
学外組織
学内組織
二、塾・寮・道場
三、学校・学園
四、新聞社・出版社
五、労農組織
補遺
付録
右翼・民族派について
五・一五事件
二・二六事件
参考資料
おわりに
索引
右翼・民族派組織系統図(差込)